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米SECがリップル裁判でCEOらへの告発棄却 XRP急騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SEC降参か

米SEC(証券取引委員会)は米時間木曜日、リップル社のブラッドリー・ガーリングハウス最高経営責任者(CEO)とリップル社の元幹部クリスチャン・ラーセン氏に対する告発の棄却を裁判所へ申し出た。一方、リップル社への追及を続けるという。このニュースを受け、仮想通貨XRPの価格は前日比約6%上昇した。

今回の動きを受けて、リップル社の最高法務責任者であるスチュアート・アルデロティ氏は「SECはブラッドとクリスを個人的に追及するという重大なミスを犯した。そして今、彼らは降伏し、我々の幹部に対するすべての告発を棄却した」と説明し「これは和解ではなく、SECによる降伏だ」と指摘した。

また、ガーリングハウス氏は「約3年間、クリスと私は、政治的意図を持った不正な規制当局による根拠のない疑惑の対象になってきた。SECは、政治的な寵愛を受けているオフショア取引所で顧客資金を盗んでいる犯罪者を探す代わりに、善良な人たちを追いかけていた」とコメントした。

本件はXRPの証券性をめぐるリップルに対するSECの提訴および裁判であり、7月の部分的判断で判事はリップル社がXRPを機関投資家へ直接販売したことは連邦証券法に違反するものだとしながら、個人投資家への間接的な販売(取引所を通じたものなど)については違反ではないとの見解を示した。

ブラッドリー・ガーリングハウス最高経営責任者(CEO)とリップル社の元幹部クリスチャン・ラーセン氏に対する証券方違反(証券法第5条違反への幇助)の提訴に関しては当初来年4月に事実審裁判所に移行する予定だったが、今回の棄却によってそれがなくなった。

一方、リップル社がXRPを機関投資家へ直接販売した点に関してはSECとリップル側は引き続き協議を続けると今回の書類に記されている。11月9日までに新たなスケジュールを提出する予定だという。

関連米SECが提訴した「リップル裁判」まとめ(20年12月〜23年10月)

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