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ブロックチェーンゲーム「Heroes of Mavia」、MAVIAトークンのインフレ抑制へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

MAVIAのロック解除スケジュール変更

ブロックチェーンゲーム「Heroes of Mavia」は25日、イーサリアム(ETH)ベースの独自トークン「MAVIA」のインフレを抑制するため、ロック解除スケジュールを変更した。

初期のパートナーやアドバイザーとの協議を経てインフレ率を大幅に下げるもので、MAVIAトークンの循環供給量は2025年2月までは14%未満にとどまる。

この発表後、MAVIAトークンは21%急騰した後、ロック解除スケジュール変更についてのアナウンスがある前よりも下落。一時は約3.2ドルとなったが、現在は発表前と同水準の4ドル程度で推移している。

調整スケジュールによると、25年2月までの今後10か月間、アドバイザーやチームへのトークンの配布は行われない。また、他のトークン割り当てについても、2025年2月までのリリース量が80%削減される見込みであり、売り圧力が減少するものとみられる。

具体的には、「プライベートセール」、「ゲームプレイ報酬」、「コミュニティとエコシステム」の割り当てについて、今後3回のロック解除量がそれぞれ80%削減されることになる。

当初の計画では、2025年までにMAVIAトークンの循環供給量は全体の24%まで増える予定だった。今回の発表により、循環供給量は2025年2月まで14%未満にとどまることになる。

MAVIAトークンは、Maviaのガバナンストークンであり、MaviaのマーケットプレイスでNFT(非代替性トークン)を売買するときにも使われるものだ。Maviaの開発元Skrice Studiosは2月、MAVIAトークンのエアドロップを行っている。

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エアドロップとは

仮想通貨(トークン)を無料配布すること。仮想通貨の認知度向上など、マーケティングを目的としているケースが多い。ブロックチェーンがハードフォークして、新しい仮想通貨が生まれた場合にもエアドロップを行う場合がある。

▶️仮想通貨用語集

「Heroes of Mavia」とは

「Heroes of Mavia」は、一世を風靡した「クラッシュ・オブ・クラン(Clash of Clans)」風のマルチプレイヤーストラテジーゲームだ。資源を採掘して自軍の防衛用の設備を築いたり、兵力を育成して敵を攻略していく。

19日には、iOSやAndroidによるダウンロード数が世界中で累計400万DLを記録したと発表している。

また、5月5日にはNFTを取引できる「Rubyマーケットプレイス」が開設される見込みだ。キャラクターのスキンや土地の装飾要素などがトレードできるようになる。

マーケットプレイスでは、ゲーム内で敵の基地を攻略したり、自分の基地を守ったりした場合に入手できるトークン「RUBY」や、他の暗号資産(仮想通貨)が利用できる予定だ。

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